ポスティングで学習塾の集客事例

ポスティングは世帯・家庭にダイレクトに情報を届ける事ができる媒体です。また、家庭での決裁権・購買決定者は、女性(主婦)の方が多くお持ちのケースがあり、ポスティング広告媒体では、この要素を考慮していくと反響率が向上していく傾向があります。今回は教育・学習塾のポスティング集客事例をご紹介していきます。

✓このような方へ向けて解説しております
・教育/学習塾のポスティング事例が知りたい
・近隣にお住いの方へ告知をしたい方
・ポスティングでの集客事例が知りたい方

✅本記事の内容<目次>

この記事を紹介している株式会社アトはポスティング広告を専門に運営しています。創業から20年間、お客様の課題を自社特有のノウハウと国内最大のポスティングインフラによって解決してきました。年間の配布実績は10億部を超え、お取引をさせて頂いた会社は2万社以上。業界最大の実績と経験をもとに解説していきます。

✅1. ご依頼主の基本情報

□基本情報:

・販売商材:学習塾-教育
・指導形態:集団指導
・エリア :千葉県
・顧客単価:月謝/@20,000円~ その他/教材費・テスト費
・ターゲット層:中学生向け学習塾
・チラシオファー:無料体験・入塾特典・割引

□ポスティングの目的

今回の取扱い商材は、高校受験に向けた中学生、を対象とした学習塾サービスです。月謝制度となる本サービスは、先ずは入塾して頂くことをきっかけに学力の向上からテストの点数結果を指標に、数か月、長ければ数年に渡って継続してもらう事が長期で見た目標になります。

ターゲットペルソナ

今回の商材特性は「子供向け」となる為、実際に情報を届ける対象と、サービスを提供する当事者との関係性を考慮していく必要性があります。

【実際の利用する当事者】
・ターゲット:中学生(1年生~3年生)
・価値/目的 :学力の向上・高校受験対策

【購買決定者】
・家族世帯
・世帯の購買決定者/女性(主婦)

□カスタマージャーニーを描く

ここで少し顧客の行動を想像してみましょう。実際に学習塾の授業を受けるのはお子さんになりますが、決定するのは親です。その際に考えられる要素は下記の様な流れが想定されます。

【情報収集】
・子どもの受験対策を検討し始める
・ネットで検索してみる
・同級生の保護者に聞いてみる
・個別指導と集団指導の違いを調べる

【認知~興味関心~疑問】
・塾の場所は?夕方~夜にかけて通うなら安全面で近い方が良い
・部活や他習い事と両立できる?
・月謝や教材の費用は?

【比較・検討・心情】
・他塾との指導の違いを比較してみる
・アフターフォローの差は?
・どんな子が通っているのか?(合っているのか?)
・費用の事もあって少し慎重に時間をかけて判断したい

ここでは簡単に何かを実行するにあたっての行動導線を描いてみました。ここで参考にしていきたいのが、ターゲットが考えている事を想定して、知りたがっている情報をチラシの中で訴求しつつ、自社が持っている付加価値情報を発信し、アクションを起こして貰うオファーまで考えていく事が重要です。

また、顧客接点はチラシだけではなく、様々な媒体を通じてアプローチを継続していく必要性があります。カスタマージャーにを描きながら、どの媒体で、どんな訴求情報が必要とされるのかを考えていきましょう。

✅ 2. ポスティング提案内容

それでは、ご依頼主様の基本情報を理解したところで今回のポスティングプランを見ていきましょう。

□ポスティングプラン

・配布エリア:店舗商圏3㎞
・配布部数 :3万部
・サイズ  :A5
・配布方法 :軒並み配布
・配布回数 :1回
・ターゲット:家族世帯

今回のポスティングでは子供向けの商材という事が明確であり、ポスティングをお届けするのは家族がお住いのエリアにポスティングをしていくことが反響を上げていくポイントとなります。

チラシ訴求内容

ペルソナを元に今回設計したチラシの訴求内容をご紹介していきます。
①集団指導
②アフターフォロー
③進学実績紹介
④所在地-地図で視覚化
⑤体験入塾/見学/お問合せ(電話・メール・チャット)

今回は上記の5項目に絞り込んで訴求をしていきました。集団学習である学習方法の特徴と、セールスポイントとなる学習塾が持っている特徴的な指導方法(強み・差別化・付加価値)をファーストビューに設定。また指導方法のウィークポイント補うための、授業後のアフターフォロー(チャットやWebサイトを利用)を充実させた付加価値を組み合わせて訴求。そして裏付けとして、実績を表現することで安心感を訴求。

この塾に任せれば学力向上の成果が上がりそうという目的に合わせた情報設計を行い、リードの項目を複数種類設定した事で利用者の利便性を向上させていきました。

□購買決定権は誰?

家族向けの商材を告知していきたい場合の購買決定権は、女性(主婦)の方が持っているケースが多くあります。ポストに投函されたチラシを最初に確認される機会が多く、さらに家計の管理や育児・家事・健康管理など家族の事に関して、一番把握されている主婦の方が多くいらっしゃる為です。

今回は子供向けの「教育商材」であり、単価も高単価商材ではないため、ポスティングをして先ず知って頂きたいペルソナ像としてマッチしていると判断できます。

□ポスティング戦略

✅エリア分析:
学習塾所在地から3㎞圏内に対して軒並み配布にて実施していきますが、ターゲットとしているのは家族世帯となります。今回は世帯構成別にエリアを分析していきましたが、幅広くターゲット層が存在している為、今回のポスティングでは軒並み配布で反響を分析していきます。

✅会員分析(顧客情報)
効果が出やすい手法として顧客の会員情報をお持ちの場合には、その情報を元にエリア分析をさせて頂いております。どのエリアから来店に繋がっているのかを市区町村単位で分析することで、ペルソナの更なる絞り込みや、新たな層の拡大までプランを組み立てる事が可能になります。ケース(例えばコンビニのように乱立している状況ではなく、多くの場合主要駅に店舗がある)になる為、この方法を利用することでより高い反響率を実現できます。

実際に顧客情報を分析してポスティングを実施していくアプローチから始めた方が成果を出しやすい傾向にあります。単純に店舗から近いところに配布するケースと比較し、契約ベースでのCPAを約1/3まで改善した事例もあります。

✅ 3. ポスティング結果と対策

□集客実績

・配布枚数:3万部
・問い合わせ件数:24件
・CVR:0.08%

□結果に対する考察

今回は、見学~体験~入塾に繋がった良い事例のケースとなります。いきなり体験よりは見学をしてみて不安を解消できた事やマッチしていると判断された方がスムーズに導線を流すことができた形です。

自社のサービスや商材に絶対的な自信を持っていても、チラシの内容が怪しいと判断されてしまうと検討に入る事が難しくなります。読み手側が欲しいと考えられる情報を掲載し、次のアクションは何があると便利なのか考える事で反響率を高める事ができます。

✅ここまでのまとめ

    いかがでしたでしょうか。今回は学習塾のポスティング事例ついてご紹介をしていきました。ポスティング広告はターゲット層へのピンポイントなアプローチが可能です。配布エリアやタイミングを適切に選ぶことで、自分の商品やサービスに関心のある人々に直接訴求することができます。さらに、特定の地域やコミュニティにフォーカスしたチラシやサンプルを投函することによって、顧客の関心と信頼を獲得しやすくなります。

    株式会社アトでは、クリエイティブ制作・印刷・配布・クレーム対応まで、幅広く対応をしております。年間配布数10億枚、取引社数2万社の実績から、お客様に最適なポスティングプランをご提供いたします!ポスティングをご検討の方は、是非一度お問合せください!