リード獲得・アプリダウンロード促進のポスティング事例
ポスティングはリード獲得の認知型広告として成果を出せるケースが多くあります。それは、ポスティングで情報発信をした際に、手元に届いた紙媒体(チラシ)と手元にあるデバイスを利用することでアクションへと繋げる導線が非常に有効だからです。今回は、アプリのダウンロード促進を目的としたポスティング事例をご紹介いたします。
✓このような方へ向けて解説しております
- ・ポスティングマーケティングに興味がある方
- ・新たなリード獲得施策に興味のある方
- ・新しい顧客層の獲得に興味のある方
- ・クロスメディアに興味のある方
✅本記事の内容<目次>
この記事を紹介している株式会社アトはポスティング広告を専門に運営しています。創業から20年間、お客様の課題を自社特有のノウハウと国内最大のポスティングインフラによって解決してきました。年間の配布実績は10億部を超え、お取引をさせて頂いた会社は2万社以上。業界最大の実績と経験をもとに解説していきます。
✅1.ご依頼主の基本情報(アプリの運用・DL促進)
先ずは今回の商材特性やターゲットの情報を理解していきましょう。今回の商材は個人利用向けのアプリをダウンロード促進がポスティングの一番の目的となります。
□商品の特徴:(個人利用向け生活アプリ)
- ・アプリから注文
- ・新着情報のお届け
- ・お得なクーポン配信
- ・ポイント付与
- ・決裁システム利用可(WEB・店頭)
□商材(チラシ)の訴求点:
- ・アプリダウンロード
- ・DLキャンペーン
- ・お得クーポン
- ・来店特典
□現在利用している広告媒体:
- ・SNS広告
- ・バナー広告
- ・折り込みチラシ
□ターゲットペルソナ:
- ・サービス提供商圏エリア内のユーザー
- ・徒歩/自転車/車での利用商圏
今回の商材は、個人ユーザーがアプリ上で商品を購入できる、新着情報を受け取れる、来店した際にもポイントが溜まる、決済としても利用可能な為、WEBと店舗(リアル)両方で接点を増やす為のアプリを普及(ダウンロード)させることが、ポスティング広告運用が目的となります。顧客接点を増やして、満足度を上げる。継続利用を促していきたいとの事でした。それでは次に、今回のポスティング戦略の一部をご紹介していきます。
✅2.ポスティング戦略
それでは、ご依頼主様の基本情報を理解したところで今回のポスティングプランを見ていきましょう。
□ポスティング計画:
- ・配布エリア:店舗商圏5km
- ・ターゲット:店舗周辺へお住いの方&アプリDLが可能な年齢層
- ・サイズ :A5
- ・配布方法 :軒並み配布
- ・配布部数 :10万部×3回(3ヵ月)合計:30万部
□ポスティング戦略
・GISエリア分析(セグメント):
今回のポスティングでは、アプリリリースの認知させる事に重点を置いてエリア分析を実施していきました。幅広く告知する必要性がある為、必要最低限の年齢層セグメントのみを実施して、店舗商圏に対して軒並み配布していくポスティングプランとなります。
ポスティングは手元に一定期間残る認知型の広告の為、一度反響見ることでターゲットペルソナが描いたものと一致しているのか検証する事が可能です。更に、新しいターゲット層の開拓をする事もできる要素を持っています。
- ・地域別の人口統計データ
- ・性別/年齢層
- ・世帯構成
- ・年収別
- ・建て方/事業所数
詳しい機能の紹介は下記の記事にてご紹介しています。
また、商材によっては商圏エリア内で建て方を限定して配布することが可能です。
- ・軒並み配布
- ・集合住宅配布
- ・戸建て住宅配布
- ・事業所配布
詳しいポスティングの配布方法は下記の記事にてご紹介しています。
□特別オファー:(ポイント獲得・クーポン)
- ・ポイント獲得
- ・クーポン獲得
- ・来店特典
アプリDLの場合、手元にある情報を元にスマートフォンを利用してアクセスして貰える可能性が高くなります。特にDLと登録だけで特別なオファーの恩恵が得られる場合には、アクションに対しての障壁が低くなり、販促効果が非常に期待できます。
チラシに掲載する情報を絞る
- ・アプリの紹介
- ・キャンペーン
- ・店舗の地図
今回のCV設定はアプリのDLを目標に置いています。情報はシンプルに訴求すべきです。最終的な目標は、アプリからの購買になっていきますが、ここで多くの情報を掲載し過ぎると、手元にチラシを受け取ったターゲットは、自分に関連する情報なのか一瞬で判断が出来ない状況が発生します。判断にかかる時間は数秒と言われています。
□ロードマップを描こう(広告投資の考え方)
今回の広告の場合、「ポスティング」・「ポイント」・「クーポン」・「店頭販促物」といった内容になります。他にも、商材によってはより詳細な紹介ページを作成する必要がある場合、「制作費用」も発生していきます。より細かくアクション導線設計を立てられた方が良いメリットが多くあります。
- ・組織内における情報共有のし易さ
- ・作業効率の向上
- ・広告予算の確保
- ・損益分岐の確認
などの要素が挙げられます。特に初めての企画・プロジェクトの場合には予算の確保が難しい状況が予想されます。また、何をしたら良いのかをローンチ前~ローンチ後のその先まで見通す事で、何のアクションが必要か見えてきます。限られた予算の中でのアクションになる事は勿論ですが、必要最低限の広告費も確保できない状況は防いだ方が良いと言えます。
更に途中経過のKPI(指標)が何かまで定めて、進捗を見ていく事で判断すべきタイミングや状況が見えてきますので、先ずは大枠だけでも構いません。運用のロードマップを描いていきましょう。
□導線設計を考える
アプリのDLをした後のアクションは、会員登録です。この障壁を乗り越えるのが先程ご紹介した特別オファーです。行動する価値があれば時間を使ってくれます。そして購買へのアクションは、アプリ内でアクションを起こして貰う流れですが、ここでユーザーとのコミュニケーション要素も考えていきましょう。新着情報・DM・クーポン・ポイントなど、様々な接点を経て購買に結びついていきます。
□顧客満足度を考える(情緒的価値)
- ・お得に買えた
- ・ポイントが溜まった
- ・早く手に入れられた
今回の商材の場合、生活必需品に該当します。ルーティーン的に来店しやすいですが、他にも競合店舗は多々ありますし、必ず自店で購買してくれるとも限りません。集客や販促側から提案することは、情報発信した内容が、ユーザーに取って良いタイミングで利用でき、お得に活用して、満足してもらう事が継続的な購買に繋がっていきます。ここの設計がうまくいかないと、顧客が離れていく可能性が高まります。
- ・短期間(1週間)でのクーポン配信
- ・購買/行動履歴に対する情報発信
- ・店頭での演出
商材によっては1週間に1回~2回などといった具合に頻度が多く来店するケースもあります。顧客の状況を理解する事で、タイミングや必要な情報発信をより効果的にする事が可能になります。
✅3.ポスティング反響結果と対策
□反響結果と対策:
- ・CV(アプリDL):2,150件
- ・CVR:0.71%
- ・CPA:約558円
ポスティングは紙媒体を通じてダイレクトに接触ができる為、アプリのDLを目的にした広告の場合、チラシのQRコードを通じてCVに到達し易い状況が作り出せます。また、初めてポスティングを運用させる場合、新しい顧客層の獲得に繋がることが多く、新たな開拓なるきっかけとなる事例となります。
世帯構成、建物構造、建て方、持ち家、年収別等、様々な単位でエリアとターゲットを絞る事ができます。現在ご利用頂いている顧客の中で、この様な属性の方が多く利用している等の情報をご共有頂けますと、弊社からの提案でも反響率を高めた効果的なご提案をさせて頂きます。
ポスティング広告・アプリ・実店舗のメディアミックス
今回の広告運用のケースでは、紙媒体・WEB媒体・実店舗といった導線設計がしっかりと描かれている事が特徴的です。顧客がアクションを起こしやすい状況を作り出し、その後のフォロー・コミュニケーションによって継続購買を促す。上手く成功した良い事例となります。
✅ここまでのまとめ
いかがでしたでしょうか。今回はポスティングの配布クオリティを上げていく為の施策についてご紹介をしていきました。ポスティング広告はターゲット層へのピンポイントなアプローチが可能です。配布エリアやタイミングを適切に選ぶことで、自分の商品やサービスに関心のある人々に直接訴求することができます。さらに、特定の地域やコミュニティにフォーカスしたチラシやサンプルを投函することによって、顧客の関心と信頼を獲得しやすくなります。
株式会社アトでは、クリエイティブ制作・印刷・配布・クレーム対応まで、幅広く対応をしております。年間配布数10億枚、取引社数2万社の実績から、お客様に最適なポスティングプランをご提供いたします!ポスティングをご検討の方は、是非一度お問合せください!