効果が出るポスティング-スポーツクラブ-

ポスティングに精通した「アト坊や」と、ポスティングについて勉強中の「アトランティス」。2人の対談形式で、さまざまな「業種×エリア×事例」を元に、効果出るポスティングプランは何か?をご紹介していきます。

  • 皆さんのビジネスに合った提案をしてもらえるのか?
  • 費用対効果はどれぐらいなの?
  • といった疑問はないでしょうか?
    広告を実施するのであれば、効果がでるのか判断していく為に、事前に情報を得たい方が多くいらっしゃると思います。今回は飲食店の集客に対して、ポスティングを活用していきます。現在の状況を踏まえながらターゲットに対して効果的にアプローチする方法を一緒に考えていきましょう。

    ✅本記事の目次

    この記事を紹介している株式会社アトはポスティング広告を専門に運営しています。創業から19年間、お客様の課題を解決してきました。年間の配布実績は10億部を超え、お取引をさせて頂いた会社は2万社以上。業界最大の実績と経験をもとに解説していきます。

    ねえ、アト坊や。僕の友達がスポーツクラブの運営をしているんだけど、季節の変わり目になるとクラブへ通う人が沢山増えるんだって。

    新しい期や季節の変わり目に新しい事に挑戦する人は多くなるよね。

    だからこのタイミングでもっと集客できるようにポスティングを活用していきたいんだけど、また助けてくれないかな?

    もちろん!良いプランを組み立てるには先ず、現在の状況を把握したいから質問しても良いかな?

    オッケー!じゃあまた今回の依頼主の情報を先に教えるね!

    ✅1. スポーツクラブのビジネスモデル

    【店舗の基本情報】

  • 業態:スポーツクラブ
  • エリア:新宿
  • 店舗規模:駅チカ小規模型
  • 最寄り駅から徒歩10分(駐車場無し)
  • メイン顧客:近隣在住のお客様
  • ありがとう!今回はターゲットとするペルソナ像も聞いてもいいかな?

    もちろん!ペルソナは次のイメージだよ。

    【ペルソナ】

  • 年齢:30代
  • 性別:メイン/女性
  • 世帯:単身
  • 都内勤務
  • 店舗から徒歩10分圏内
  • ✅「課題(集客)の把握」:新規顧客の獲得

    月会費が主な収入源のスポーツクラブでは、数か月~年単位で継続して頂くビジネスモデルになる事が想定されます。新しい期の始まりや暖かくなる季節の変わりなどが、集客の多い季節になります。ポスティングをどの様に活用したら、効率の良い反響が生まれるのか事例を見ながら見ていきましょう。

    今回は「駅チカでアクセスの良い、比較的小さな規模の店舗」への集客だね!じゃあ早速、ポスティングプランを練ってみよう!

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    ✅2:ポスティングプラン

    ✅ポスティングプラン

    ・配布エリア①:自店舗商圏~半径1km以内
    ・配布エリア②:ポスティング戦略
    ・配布枚数:30,000部
    ・配布回数:2回
    ・配布期間:1週間程度
    ・配布方法:軒並み配布
    ・チラシ訴求内容:入会特典

    今回のポスティングプランは上記の内容だよ。ではそれぞれ提案したプラン内容を紐解いていこう。

    ✅「配布エリアと配布枚数」

    まずは✅「配布エリアと配布枚数」について説明するよ。今回はペルソナを明確にできているから、徒歩10分以内にお住いのターゲットに届けたいよね!そうすると今回は都内で人口が多く密集しているエリアだから、500~1㎞の範囲に配布すると大体30,000部程が想定されるよ。

    仕事帰りや、買い物ついでなどで通うことが想定されるから、歩いて通える人がメインのターゲットだから納得できるね。

    少しテクニカルな話をすると、帰宅導線に店舗があることも重要だったりするんだ。そうすると駅の反対側に店舗があると、反響に影響が出る場合もあるから、配布枚数に制限がある場合等には過去の事例を活用してポスティングを計画する場合もあるよ。

    では、続いて✅「ポスティング戦略」について説明するよ。配布エリアを考えるのと同時にどうやって反響率を上げるのか考えていこう。

    広告で成果が出ると嬉しいよね。宜しくお願いします!

    先ず既存の会員情報を分析していくんだ。利用されている既存会員がどこに住んでいるかを分析できればどこにアプローチしていけば良いのか見えてくるよね。

    【ポスティングエリアは既存の顧客情報から分析をする】

    効果が出やすい手法として、顧客の会員情報をお持ちの場合には、その情報を元にエリア分析をさせて頂いております。どのエリアから来店に繋がっているのかを市区町村単位で分析することで、ペルソナの更なる絞り込みや、新たな層の拡大までプランを組み立てる事が可能になります。

    例えばコンビニのように乱立している状況ではなく、多くの場合主要駅に店舗があるになる為、この方法を利用することでより高い反響率を実現できます。

    実際に顧客情報を分析してポスティングを実施していくアプローチから始めた方が成果を出しやすい傾向にあります。単純に店舗から近いところに配布するケースと比較し、契約ベースでのCPAを約1/3まで改善した事例もあります。

    今ある情報を有効活用することもできるんだね。もしかしたら新しいターゲットペルソナを描くことも出来るかもしれないね!

    新しい顧客を獲得していくために、配布エリアを広げていく際にも分析・検証できるからね!可視化することで見えてくる要素が沢山あるんだ。もし情報を共有して貰える場合にはしっかりと分析ができるからね。

    承知しました!持っている情報をちゃんと有効活用できるようにしておくよ。

    次は✅「配布回数」と「チラシの訴求内容」について説明していくね。スポーツクラブの販促で多いのが入会特典だよね。今回はどんな特典をチラシで訴求していくの?

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    今回は期間限定での入会特典を第一弾・第二弾に分けて実施したいと考えているよ。
    □入会キャンペーン:
    ・事務手数料無料
    ・初月/翌月月額会費無料

    なるほどね。そうすると必然的に2回に分けてのポスティング実施になるね。とても良いと思うよ。

    えへへ、そうかなぁ(嬉)でもどうして2回に分けることが良いの?

    1度のチラシ配布よりも複数回、配布の回数を増やすことで、反響率が伸びる傾向があるからね。特に月額会費の掛かる商品やサービスの場合、ある程度の検討期間が発生するからね。

    アトランティスも、お昼ご飯は何を食べようかなぁって思った時はすぐ決めるだろうけど、長期期間サービスを利用する場合や、費用がある程度高くなると色々と所と比較しない?

    するよ!ホームページで店舗の雰囲気見たり、口コミ見たりして色々な情報を比較検討するね。

    そうそう。それと同じように皆検討するんだよね。でも検討期間が長いと熱が冷めちゃってやっぱりいいや、また今度って経験ない?

    あるある💦仕事が忙しかったり、遊びでもなんでも色々な案件が突然入っちゃうと後回しになっちゃう事があるよ。

    だからこそリマインドするんだ。既に1回目で「認知」が出来ていればある程度の検討期間は終わっているからね。そこで販促である「入会特典」が最後の一押しで購買に対して有効になるんだ。同じエリアに対して複数回の配布をする事で、より効果が上がりやすくなるんだ。

    じゃあ検討してもらう為の情報はしっかりと掲載しとかないと、他の競合に取られちゃうよね。チラシもホームページも充実させなきゃ!

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    ✅「効果測定の重要性」

    準備がとても大事だよね。ターゲットの行動を予想しながらプランを考えていく事で反響率を上げる事に繋がるよ。最後に✅「効果測定」の重要性について説明するよ。

    実際に来店してもらった人たちをよく知る事がとても重要だよ。例えば今回配布してペルソナと違った人が会員になったケースもよくある事だからね。その場合には、チラシで訴求する内容や、訴求する情報発信の内容、販促内容も検討しなおす必要があるよね。

    そうだよね~。PDCAを回していく意味が理解できたよ。

    常にお客様に合わせた価値を提供しないといけないよね。今回はここまでの紹介にしておくね。他にも、自社が展開しているサービスの資産に合わせて、展開する情報は変えていかなければならないけど、そのあたりは次の機会に紹介するね。

    ✅ここまでのまとめ

    ・ターゲットとするペルソナを描く
    ・既存顧客の情報を分析する
    ・PDCAを回して反響効果を上げていく。

    今回の例では、会員制のスポーツクラブの集客を目標として、ポスティング広告のプランを組んでいきました。ペルソナを描きながら、今ある情報(資産)を元に配布プランを考えていく。闇雲にチラシを配るだけでなく、根拠をもとにポスティングを実施する事で、反響を上げる為のPDCAを回す事が可能になります。今回の事例をもとに、ポスティングを検討の際にはぜひ参考にしてみてください。