1都3県内には100社以上ものポスティング業者があります。

エリアマーケティングが得意な会社、全国手配が得意な会社、地域に根付いたポスティング会社など、いろんな種類の業者があって、どの業者を選んでよいのかわからなくなってします。

弊社が全国のポスティング手配を取り扱っている中で、自社で対応できない地域に関しましては、現地の業者と提携して配布を行っています。

この十数年の中で投棄や配布をしていなかった、期限が守られていなかったなどの“痛い目”にあったこともありました。

そんな経験の中で培われてきた“ポスティング業者の選定”のポイントを3つお教えしたいと思います。

○安ければいいってわけじゃない。適正な価格設定

広告費用が安いにこしたことはありません。同じ地域であってもポスティング業者によって金額が変わることが多々あります。

ポスティング媒体がはじめての場合は、とにかく値段を優先して安く試してみたいという気持ちがあるかもしれませんが、それが思わぬ失敗につながる場合があります。

例えば 品川区でB5サイズの広告を10000部 軒並み配布した場合

A社は 1部あたり3.5円×10000部=35000円

B社は 1部あたり2円×10000部=20000円

B社の方が安いので、値段優先の場合はB社への発注となるかもしれません。

しかし、なぜこんなに安いのでしょうか。

ポスティングは1枚あたりの単価×枚数でご発注いただく場合がほとんどです。配布スタッフにも同じように配布数×単価にてお給料を支払っています。

一度、自分の足でポスティングをしてみた方はわかるかもしれませんが、都内であっても1日で配布可能な枚数は3種類のチラシを一緒にまいて1500?2000枚程度(※巨大団地エリア等は除く)が平均です。

この場合、

・ スタッフの給料が極端に安い

・ 1人のスタッフが大量に配る

・ そもそも全数配ってない

上記のいずれかの状態であると考えざるを得ません。

低賃金となりますが、低賃金で高い品質を維持することはできるのでしょうか?

大量に配るには、大きい集合住宅中心に配布しなければ、物理的に困難です。大きい集合住宅中心に配布して反響が出るのでしょうか?

詐欺行為であり論外です

安い見積の提示があった場合は上記を留意して、ご検討いただければ幸いです。

ポスティングの管理体制

基本的にポスティングは1人作業であり、常に監督されている状態ではありません。1人で作業することは「魔が刺しやすい」状況でもあります。

そこで「魔が刺せない」強固な管理体制を構築する必要があります。確認していただきたい項目としては「採用基準」「研修内容」「GPSの有無」「帰社制度の有無」「バックチェックの頻度」を挙げさせていただきます。

「採用基準」が甘いと・・・

「研修内容」がいい加減だと・・

「GPSの有無」GPSがないと・・・

「帰社制度の有無」直帰を許すと・・・

「バックチェックの頻度」が少ないと・・・

全て「魔が刺しやすい」状況につながります。

「うちはベテランの良いスタッフしかいなくて信用してるから、そんな管理は必要ない」という意見は、マネジメントの観点からすると危険だと思うのは私だけでしょうか・・

営業担当

ポスティングの目的はお客様によって様々ですが、大きく分けると「反響」もしくは「認知」になります。更に「広告内容」「タイミング」「エリア」など細かいニーズが存在します。

営業担当がお客様のニーズを理解せずに、ただ単純に「安くポスティングします」で本当に効果的なプロモーションができるのでしょうか?

ポスティングのプロである以上、お客様の業種、広告内容、スケジュール、エリア特性を理解した上で最良の提案ができる営業担当か否か、お客様にしっかりと判断していただきたいと思っております

 

 

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