ユーキャン様 インタビュー内容

ポスティング実施の経緯

2010年頃から集客の主力だった新聞折込の発行部数が減少し、購読者が高齢化する傾向が見られるようになりました。そこで当初は細々とポスティングをスタートしたところ、獲得できる年齢層が違うことがわかり、新聞折込出稿部数減少の補完とリーチできない若年層を獲得する意味でも、ポスティングの出稿を継続し部数を増やしていきました。

ポスティング媒体のポジショニングと役割

弊社は通信教育という長期的な商品であり、申し込む際にちゃんと紙に書きたいという方が一定いらっしゃいますので、チラシには全て記入用の返信用ハガキが切り取れるクリエイティブにしています。チラシ内にはWeb用の検索窓やQRコードを配置していますが、ハガキからの申込が一番多いです。

ユーキャンでは約150の講座があり、講座ごとにユーザー層が異なります。紙媒体ではデザインレイアウトによってお薦め講座をアピールできるので、戦略的な販促ができる点に魅力を感じています。

Webマーケティングとの比較、クロスメディア戦略

Webマーケティングはユーザーのアクションに依存するPull型であるのに対し、ポスティングは軒並み配布するPush型媒体という認識があります。

Webは事前に入念に調べて直接申し込みされる方が多いのですが、ポスティングは潜在顧客に対して興味喚起して資料請求するという、顧客との最初のタッチポイントになる役割が大きいと認識しています。
弊社は毎年1月にブランドCMを始めとして大々的な販促を実施しています。

販促は媒体によって部署が分かれていますが、クロスメディア戦略によって各媒体のシナジー効果を最大化し、全体の集客数を底上げするために、各部署が連携して取り組んでいます。昨今はWebからの集客が伸びていますが、ペーパーメディアへの出稿が減ると、Webのアクセス数が減る傾向があるので、紙という手元に残る媒体の力と効果は未だに感じており、今後もその役割を担ってほしいと考えています。

アトとの取引について

配布の質と反響数はリンクしており、価格を抑えた場合「安かろう悪かろう」になる傾向があるなかでアトさんのサービス品質と適正な価格設定のバランスがとても良いと感じています。

複数のクリエイティブパターンをテストする煩雑なプランニングを完璧に実施してもらっており、弊社担当が全国の業者や納品先を全て把握するのは厳しい状況で、アトさんが全てプランニングしてくれるのでとても助かっています。

今年の実施ではチラシにクレーム用の電話番号を入れさせていただいたのでクレーム件数が大幅に減り、コールセンターから感謝の声がありました。
1月の単価制ポスティング以外にも、4月には成果報酬型のポスティングを実施するなど、新たな取り組みにも積極的に対応してもらっています。

今後ポスティングに求めること

ポスティングはユーザーの興味有無に関わらずリーチする媒体なので、今後はターゲットが多いエリアに優先的にリーチするなどの施策も試してみたいです。

アトさんのおかげでスムーズに、効果の高い販促ができており、今後も期待していますので
宜しくお願いします。

株式会社ユーキャン
教育事業部 メディアマーケティング部 課長 林 由佳 様 係長 坂口 泉 様